アプリケーション

養殖

養殖(海水・淡水)

【成長促進】

早く育てることで、出荷までの時間を短縮し、年間出荷量を大幅に増加させます。

溶存酸素量(DO値)を5ppm以下に下げないことで、給餌回数・量を増やし、魚の急速成長を促します。

1日平均の体重増が従来比1.5倍を超える事例(サーモン)も確認されており、費用対効果が最も高いアプリケーションのひとつと言えます。

【高密度養殖】

水量比高密度の養殖が可能となり、水槽を増やすことなく、出荷量を増加させることが可能となります。

高密度化で急速に下がるDO値をDISSOLVO2の高い酸素溶解能力で、5ppm以上を維持し、斃死を防止します。

【自動制御】

DO値をリアルタイムにモニタリングすることで、DO値が十分な場合にシステムを停止させ、DO値が不足気味になったら再開させるエコな自動運転が可能です。(オプション設定)
どの値のDOでON/OFFとするかは任意で、本体正面に付いているタッチパネルで簡単に設定が可能です。

【ご注意】

好気性バクテリアの活性も上がるため、閉鎖型陸上養殖の場合、生物ろ過処理能力も上昇しますが、そもそもハードウエアとして十分な生物ろ過面積がない場合、アンモニアや亜硝酸の処理が間に合わず、DISSOLVO2の効果が十分に得られない場合があります。(DO値が十分でも、アンモニアや亜硝酸が上限値に達することにより更なる給餌や、高密度養殖が出来なくなるため)

十分なろ過機能をご用意ください。

植物育成促進

植物育成(野菜・花卉)

【成長促進】

早く育てることで、出荷までの時間を短縮し、年間出荷量を大幅に増加させます。

土耕の場合、十分な酸素を根に供給することで成長を促します。土の深い部分まで酸素を多く含んだ水を供給することで植物は根から十分な酸素を吸収し、土に含まれる好気性バクテリアが活性化することで土自体が健康な状態を維持できるようになります。お客さまからは「土の匂いが変わった」とコメントを頂くことが多々あります。

水耕の場合でも、地下水が利用されている場合は同様の効果が期待され、また次項の歩留まり向上の効果は非常に高くご評価いただいております。

【歩留まり向上】

葉物野菜、特にレタスやホウレンソウといった野菜は、酸素とカルシウム不足を主たる原因として、チップバーン(葉焼け)による歩留まり低下が深刻な課題となる場合があります。

マイナスに帯電しているファインバブルが根に付着し、カルシウムや各種陽イオンが根の表面のファインバブルに吸着することで、根の周辺は養分的にリッチな状況となり、チップバーンを防止します。

【自動制御】

潅水タンク容量やDFT/NFTの水の流量に応じて、DO値を一定レベル以上に保ちます。

初期段階でDO値をマニュアルでモニタリングしておくことで必要とされる運転時間を把握しておけば、DO計オプションを使用せず、単純にタイマー運転で対応することも可能です。
タイマー設定は、本体正面のタッチパネルで簡単に行えます。

【ご注意】

植物工場等で、成長度合いの上限が水以外の要因によってもたらされている場合(例えば光量不足、風量不足など)、水による改善では成長促進が望めない場合もあります。

水質改善

水質改善(池・湖等)

【臭いを除去】

池や湖の嫌な臭いの原因は、水底部の嫌気化であることが多く、特に夜間に十分な溶存酸素を供給することで、嫌気環境を好気環境に変化させることで、臭いを除去することができます。

特に硫黄臭(腐った卵のような臭い)には効果がでます。

【規模の検討】

池や湖等ですので、外部からの水の流入がある場合や、年間を通した水温の変化、日照時間等、様々な要因によって年間を通じて環境は変化し続けるため、UFB発生装置の規模としての最適化は非常に困難です。
プランbがDISSOLVO2のレンタルをお勧めする大きな理由のひとつがこれで、レンタルによって適正な規模感を把握した上で、設備投資を行われることをお勧めしています。